コラム 古い実家はどこまで新しくできる?施工事例から読み解くリノベの変化
2026年07月26日更新

古い実家はどこまで新しくできる?築40年リノベで変えたLDK・水まわり・断熱
前回の記事では、新築か実家リノベーションかで迷った時に
まずは「実家を活かせるか」を確認することが
重要だとお伝えしました。
ただ、実際に築年数が経った家を目の前にすると
「古い家が、本当に新しい暮らしに合うのかな」
「床が沈んでいる家でも大丈夫なのかな」
「水まわりや冬の寒さは、どこまで改善されるのかな」
今回は、築40年の実家を5人家族の住まいへリノベーションした
施工事例をもとに、LDK・水まわり・断熱や
下地改修のポイントを具体的に見ていきます。
実家リノベで不安なのは「完成後のイメージが見えないこと」
モデルハウスや建売住宅を見学できる新築は
「完成形」が最初から目の前にあります。
一方で、実家リノベーションは「古い家」が
どう変わるのかという“変化の想像”が非常に難しいのです。
新築を検討したくなるのは、その分かりやすさと
安心感があるからでしょう。
イメージが湧かないまま悩みを抱え続けるより
実際に古い実家がどう変わったのかを
実例を見るのが一番の解決策です。
前回のブログではお伝えできなかった工事箇所と内容を
具体的に解説します。
LDK|台所・居間・廊下をつなげ、家族が集まる空間へ
築30年〜40年のお住まいに多いのが
「台所」「居間」「廊下」が
それぞれ壁で細かく区切られている間取りです。
今回のリノベーションでは
台所と居間、廊下をつなげて一つのLDKへ。
これまで廊下として使われていたスペースも
LDKの一部として取り込み、間仕切り壁を撤去したことで
明るく一体感のある空間になりました。


壁付けだった古い台所は、人気の対面キッチンへ変更しました。
料理や洗い物をしながらでも、リビングで遊んだり
宿題をしたりするお子さまの様子がパッと目に入ります。
あらかじめ決まっている建売の間取りに
自分たちの暮らしを合わせるのではなく
ご家族の理想の暮らし方に「家を近づけた」好例です。
水まわり|古い設備は、新しい暮らしに合わせて入れ替えられる
今回は、キッチン・浴室・トイレ・洗面まわりを
最新の設備へまるごと入れ替えました。
特に大きな変更点は、汲み取り式だったトイレを
浄化槽対応へ切り替えたことです。
あわせて、これまで2つあったトイレは1つに整理し
水回り全体の動線をすっきりとさせました。
単なる「設備の交換」で終わらせないのも
リノベーションの醍醐味です。

新しい洗面室には、朝の忙しい時間帯でも
身支度がしやすいスペースを確保しました。
化粧やヘアセットなど、朝に渋滞しがちな洗面室を
ゆとりあるスペースと動線を確保しました。
断熱・寒さ対策|内窓でリビングや脱衣室の冷え込みに配慮
ご実家でのお悩みのひとつが、家のどこにいても寒く
特に洗面脱衣室の冷え込みが厳しいことでした。
生活動線上にあたるリビングと洗面脱衣室を中心に内窓を施工。
既存の窓を活かしながら、効率的に寒さ対策を行いました。

星のリノベーションでは、サーモグラフィーカメラなどを使って
「どこから熱が逃げているのか」を現地で確認します。
原因をしっかり突き止めるからこそ
無駄のない効果的な寒さ対策が可能です。
なお、窓の断熱リフォームは条件によって
補助金を活用できる場合があります。
床・下地|シロアリや沈みは、見えない部分をチェック
新しいクロスを貼り、フローリングを敷き直せば
表面上は新築のようにきれいになりますが
「床がフワフワと沈む感じがする」
「昔シロアリが出たことがあるらしい」
といった状態のままケアをせずに覆い隠してしまえば
性能向上も担えるリノベーションの意味がありません。
リノベーションで最も重要なのは
きれいな設備を入れること以上に
「建物の健康状態を把握し、直し、強くすること」です。
床下や屋根裏などの現地調査を行うことが欠かせません。

間取り変更にあたって既存の床や壁を解体した際にも
下地の状態を一つひとつ確認しながら工事を進めています。
浴室まわりの壁にもシロアリ被害があり
こちらも下地から改修したうえで
必要な箇所には補強を行いました。
見えなくなる部分の施工にも丁寧に対応することが
長く安心して暮らせる住まいにつながります。
外まわり|植栽管理・駐車場・遊び場までリノベ
リノベだけでなく、新築時にも後回しになりがちなお庭や外構。
実家は建物の中だけでなく、植栽や古くなった外まわりの設備は
今後の管理が負担になるケースも少なくありません。
今回の住まいも、敷地まわりに植栽が多く
今後の手入れや管理が課題になっていました。
そこで植栽を整理し、新たに駐車場を確保。
あわせて、お子様が外で遊べるスペースもつくりました。
さらに、雨の日でも乗り降りがしやすいカーポートや
周囲の視線を適度に遮りつつ安全を守るフェンスも新設。
敷地内の広範囲を土間コンクリートにすることで
億劫な草取りから解放されるだけでなく駐車スペースや
お子様の遊び場としても使いやすいエクステリアになりました。

外壁自体は大きな傷みが少なかったため
全面的な張り替えではなく、コーキングと塗装を中心とした
メンテナンスにとどめました。
玄関も家のデザインやカラーと調和を取りつつ
最新の引き戸型玄関ドアに取り替え
家全体の印象を明るく一新しています。
和室|すべてを変えず、残したい場所を残す
ここまで「変えた場所」を中心にご紹介してきましたが
実は今回のリノベーションで「あえて残した場所」があります。
それが、本家としての趣を持つ立派な和室です。
ご主人のご希望により、永く受け継いできた大切な空間は
昔ながらの味わいや雰囲気を残し、新しくお化粧し直しました。

実家リノベーションは、すべてを一新することではありません。
残す価値のあるものは残し、整えるべき部分はしっかり整える。
「残す価値のあるもの」は大切に引き継ぐことができるのです。
できること、できないことは家ごとに違う
築40年の実家でも、星のリノベーションなら
ここまで新しく、快適な住まいへと生まれ変えられます。
ただし、家の傷み具合や構造、敷地の条件によって
「できること・できないこと」は一軒一軒異なります。
床下の状態はどうか、水まわりの配管はどうなっているか
窓や外壁の傷みはどの程度か。
「自分の実家はどこまで変えられるのだろう?」と思ったら
まずは建物の現状を正しく把握する
「状態確認(現地調査)」から始めることが重症で
その後の暮らしで後悔する確率が減ります。
「ご実家を引き継いだけど、どうすれば良いか分からない」
「引き継いだ実家に手を付けずそのままで住んでいる」
という状態でも星のリノベーションにご相談ください。
ご家族の理想の住まいと、想像以上に快適さが増す
性能向上のリノベーションをご提案、ご提供します。
築40年の実家を、5人家族がのびのび暮らせる快適な住まいへ
今回ご紹介した施工事例は、外観・LDK・水まわり・和室や
下地改修の写真もあわせてご覧いただけます。
写真で詳しく見たい方は、施工事例ページもぜひご覧ください。
諫早・大村で実家リノベーションについて知りたい方は
星のリノベーションへお気軽にご相談ください。
ご家族に合う住まいづくりをご提案します。
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【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
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