コラム 住宅省エネ補助金継続+住宅ローン減税延長で「中古×リノベ」が追い風に。諫早・大村で“買ってから後悔しない”住まいの選び方
2025年12月19日更新

こんにちは、星のリノベーションです。
冬の朝、脱衣所がひんやりしていて、思わず足が止まる。
夏はエアコンをつけているのに、2階だけモワッと暑い。
結露でカーテンが湿って、窓まわりがなんとなくカビっぽい。
「家って、こんなに我慢しながら暮らすものだっけ?」
そう感じたことがある方へ
今ちょうど追い風になりそうなニュースがあります。
ひとつは、国の省エネ支援が2026年も継続・強化されること。
もうひとつは、住宅ローン減税が“延長・拡充”の方向で
調整されていることです。
そして私たちは、この2つの動きが「新築」を選択するよりも
中古住宅を買う、もしくは実家を自分たちの暮らしに合わせて
整えるリノベーションに相性がいいと考えています。
今回の制度は「中古を買う決断」を後押ししやすい
省エネ補助金は、工事の決断を大きく後押ししてくれます。
一方、住宅ローン減税の延長・拡充は、もっと手前となる
“住まいを買う”という意思決定そのものを
支えてくれる可能性があります。
特に報道では
◆住宅ローン減税を5年延長する方向で調整
◆控除は年末ローン残高の0.7%
◆面積要件を50㎡→40㎡へ緩和(検討)
◆中古住宅の借入限度額を引き上げ(検討)
といった内容が伝えられています。
補助金制度の拡充や住宅ローン減税の延長といった国の動きは
まさに今がリノベーションの時代であることを物語っています。
新築価格の高騰でマイホームを迷われていた方にとって
増え続ける中古物件の活用は非常に賢い選択肢です。
物件そのものの費用を抑え
その浮いた予算を断熱などの“住まいの性能向上”や
こだわりの内装といった“暮らしの質”への投資に回す。
補助金の継続や住宅ローン減税の延長という強力な後押しが
この理想的な資金配分をより現実的なものにしてくれます。
そして、リノベーションの最大の魅力は
その圧倒的な自由度にあります。
建売住宅では叶えられない自分好みの設備やデザインを
まるで注文住宅のように自由に描くことができるのです。
さらに、新築では手が出しにくい人気のエリアや
利便性の高い場所でも、中古物件ならターゲットになります。
つまり、「資産価値の高い好立地」に
住めるチャンスまでもが広がっているのです。
住みたいエリアで家を建てる場合
空いている土地があれば計画が出来ますが
好立地の場所には既に家が建っているケースが高いです。
既に建っている家を新築にするには
既存の建物を解体する費用が発生します。
不動産購入費と解体費を合わせると大きな出費となります。
しかも解体しなくても十分住める家だったとしたら。
制度の追い風を受け、賢く、自由に、そして良い場所に住む。
そんな理想の暮らしを叶える好機が、いま到来しています。
なぜ今、政府は「リノベーション」に期待しているのか
リノベーションは社会課題を解決する
住宅価格や建築費が上がり家を持つハードルは上がっています。
一方で、地域には住宅ストック(既存住宅)が余っています。
「いい場所にある家」「骨組みはしっかりしている家」も多い。
これを“使える価値”に戻すのが、リノベーションの役割です。
住まいはコンパクト化。40㎡台の中古が現実的に
単身・小世帯が増え、都市部だけでなく
地方でも“ちょうどいい広さ”が選ばれる時代。
報道でも、40㎡台まで要件を広げる方向が出ているのは
この流れを制度側が認め、今後の住まいのあり方を
予測しているものと思われます。
一時期の「広さが正義」だった時代は終わり
充実した収納計画によって家具に占める割合が減ることで
掃除の手間や、使わない部屋をカットできます。
空き家問題の「解決策」としてのリノベ
空き家は、放置すれば傷み、景観や安全面にも影響します。
でも、活用できれば“住まい”にも“資産”にも戻せる。
諫早・大村・雲仙でも、空き家の問題の解決は急務です。
リノベーションは、その改題を解決する手段となります。
買ってから慌てないために——「中古×リノベ」の場合
中古住宅は、選び方で満足度が大きく変わります。
中古住宅の購入前の段階から抑えるポイントは3つです。
設備の老朽化をまずはチェック
生活の基盤となるトイレやキッチン、浴室を確認。
性能や機能、使用可能かの確認を行い
交換を考える場合は優先順位を計画しましょう。
省エネ補助金対象を確認しながら
新品になる住宅設備を想像して楽しみましょう。
室内だけでなく、外壁や屋根も目視で確認できるとベストです。
断熱性能の確認(窓・壁・床・天井)
実は、寒さ暑さの体感は「エアコンの性能」より
「家の断熱性能」で決まることが多いのです。
だからこそ、リノベは“水回りだけ”で終わらせず
窓や断熱まで含めた計画が住まいの価値になります。
厳しい環境下にこそ住まいの性能が分かる
快適な気候の日には住まいの欠点が見えにくくなります。
できれば雨の日や暑い日、寒い日など
バッドコンディションの日に
住まいがどれだけ守ってくれるのか確認しましょう。
「我慢している人」が想像以上に多いこと

制度の話の前に、いまの日本の住まいの現状を知りましょう。
大手不動産サイトの調査では、冬に
「暖房をつけても部屋がなかなか暖まらない」…7割越え
「光熱費を考慮して暖房を我慢することがある」…7割近く
という結果が出ていました。
さらにこれから家を買いリフォームする層は
断熱性・気密性を重視したいと考えている人が9割を超えます。
つまり、“寒いけど仕方ない”ではなく
みんな本当は寒い家を改善したいと感じています。
また「冬の寒さが原因で睡眠の質が下がった」
と感じたことがある方も高い割合で示されており
住まいの温度は体調にも直結します。
WHO(世界保健機関)の室内温度ガイドラインでは
冬場は最低18℃以上の室温を強く推奨しています。
部屋間の温度差が5℃以上あると体に負担がかかります。
全ての部屋にエアコンを設置すると
エアコン本体の費用だけでなく、光熱費が膨大となります。
意外と徹底されていませんが、エアコンのフィルターは
1~2週間に一度の清掃が求められており
フィルターが汚れると、エアコン効率が低下し
効きが悪くなり、更に光熱費がかかるだけでなく
エアコンの故障のリスクが高まります。
エアコンについては「2027年問題」も控えており
エアコンの光熱費を抑え、大事に使うかが重要となります。
長崎は湿度が高く、梅雨や台風もある地域です。
結露・カビ・室内干しの乾きにくさなど
こうした日々感じる住まいに関する小さなストレスは
窓や断熱の改善で想像以上に改善します。
住宅省エネ2026は「性能向上リノベ」を進めやすくする

住宅省エネ2026キャンペーンは国交省・経産省・環境省が
連携し、断熱窓や給湯器などの
省エネリフォームを支援する枠組みです。
ポイントは、暮らしが変わる“優先順位”を押さえることです。
優先順位はこの順が基本:窓 → 断熱 → 給湯
窓:体感が一番変わりやすい。結露・冷気・暑さの入口を止める
断熱:家全体の温度ムラを減らす(寝室や廊下がラクになる)
給湯:毎日の固定費に効く(お湯は“毎日必ず使う”)
この3つを軸にリノベーションの計画を行うことで
補助制度の活用も設計しやすくなります。
星のリノベーションが提案したい「失敗しない進め方」3ステップ
ステップ1:中古物件購入時は、“優先順位”を決める
「広さ」「立地」「学区」「通勤」求める条件。
その上で、修繕すべきところを先にピックアップして
予算の全体像をつくります。
ステップ2:減税・補助金を“見える化”して、総額で判断する
大事なのは、工事費だけで判断しないこと。
ローン、控除、補助金、そして将来の
光熱費などのランニングコストを10年・15年スパンの
で考えると、納得感と考え方が変わります。
ステップ3:工事は「暮らしのストレス」から解決する
家事のしづらさ、寒い脱衣所、寝室の暑さ、収納の不足。
“毎日つらいところ”を先に直すと、満足度が上がります。
よくある質問
Q. いつ動くのがいい?
A. 住宅省エネ2026は着工日などの条件が明記されます。
住宅ローン減税の延長・拡充は報道段階のため
正式決定後に最終確認が必要です。
ただし、物件探しや資金計画は早いほど有利です。
Q. 住まいの断熱性能の確認方法
A. 現在のお住まいをリノベーションする場合は
暮らしの中で寒い箇所や暑い箇所を確認しましょう。
中古物件を購入予定の場合は、内見時に時間を指定して
寒くなる時間帯を希望して確認すると
住まいの断熱性能が分かりやすくなります。
雨の日に内見すると外構やベランダの排水能力も確認できます。
新築かリフォームか、ではなく「中古×リノベ」という第三の選択肢
補助金とローン減税延長制度の流れは
“住まいを買う”と“性能を上げる”を
セットで支える方向に見えます。
「いい立地で、予算内で、自分達らしい暮らしをつくる」
その現実解として、中古×リノベは
住まいの選択肢のスタンダードになろうとしています。
皆様の理想の住まいについてお聞かせください。
お気軽にご相談ください。
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【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
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