新築よりも難解なリノベーション｜ブログ｜諫早･大村･雲仙市の星のリノベーション│増改築リフォーム専門店

コラム新築よりも難解なリノベーション

2023年12月26日更新

リノベーションは新築を建てるよりも難解？

新築は、最初から建物を設計して施工するため
設計や施工の自由度が高いです。
一方、リノベーションは
既存の建物を解体・改修して
不具合や劣化などが確認される事があったり
既存の建物をベースにプランを立てるため
自由に間取りを変更する訳にもいかず
ある程度の制限がある中でプランを組み立てる必要があります。

リノベを料理に例えると

新築を料理に例えると
ゼロから新しい建物（料理）を作り上げるため
好きな料理をオーダーしてくれれば
食材（間取り）の買い出しや
調味料（住宅設備）と
スパイス（補強）の準備から始めるので
求められる料理（建物）が実現できます。
一方、リノベーションは
既存の建物（料理）を活用して
自分好みの住まい（味）を実現することになり
ベースの料理（建物）が既にある中で
食材（間取り）を足したり
調味料（設備）やスパイス（補強）で
味変を行うことがミッションとなります。

私たち星のリノベーションが
料理人だとすると、既に作られた料理を
ご要望に合わせ、プロとして料理を更に美味しく
そして健康に留意した食材を使用し
味付けを変え美味しく仕上げていきます。

法令や耐震性の知識が必要

既存の建物の耐震性が十分でない場合
耐震補強を行う必要があります。
そのため、リノベーションを行うには
法令や耐震性の知識が必要となります。
しかし、壁面内部を見るには壁を壊す必要があり
事前に柱や梁の状態を確認することができません。
そのため、工事を進めながら診断を行い
耐震補強を行うことになります。

このため、リノベーションは
当初の計画通りに進まない場合もあり
対応力や経験値が求められます。

インテリアや設備の知識が必要

リノベーションでは、間取りや内装
設備などを変更するパターンが多いため
様々なメーカーの最新の設備の知識や
壁紙など細かい商品の知識が必要となります。

また、近年は、国や地方自治体が
省エネやバリアフリーに関する補助金を出しており
それらを活用しながらお得に
そして暮らしの質をアップさせるリノベーションが可能です。
そのため、補助金制度や省エネに対応する
住宅設備の知識も求められるということです。

リノベーションが難しい3つの理由

既存の建物の構造や設備の把握

既存の建物の構造や設備の把握
リノベーションを行う前に既存の建物の構造や
設備を把握する必要がありますが
図面が見当たらないケースや
図面があっても図面通りではないパターンもあったりと
想定通りにいかないこともしばしばです。
また、建物の状況や減築などのプランによっては
大がかりな解体工事を行う必要がある場合もあります。

設計の段階で、既存の建物の制約を踏まえる

リノベーションの設計を行う際には
既存の建物の制約を踏まえる必要があります。
例えば、柱や梁の位置、天井の高さ
窓やドアの位置などが制限される場合があります。
建てた際の工務店や大工さんのこだわりが詰まった場合
イレギュラーな造りになっていることもあります。
そのようなケースにも柔軟に対応していく必要があります。
新築の場合はゼロから設計するため
そのような心配はありません。
リフォームの場合は部分的な対応を行うケースが多いため
イレギュラーな場合でも問題個所は制限されます。
リノベーションの場合は、範囲が広いため難易度が上がります。

施工の段階で、既存の建物への影響に注意する

リノベーションの施工を行う際には
既存の建物への影響を注意する必要があります。
例えば、解体工事を行う際には
騒音や振動を最小限に抑える必要があります。
壁面や床下には配線や給排水などが存在するので
効率も考えながら丁寧に工事を進める必要があります。
また、手を付けない箇所もあるため
家具や設備などがそのままの場合もあり
影響がないように配慮が必要です。

星のリノベーションは
創業100年を超える総合建設業である
星野建設株式会社が母体です。
公共工事や総合建設業を行う建設会社として
新築工事や公共工事など
幅広い工事を手がけた経験と実績があります。

そのため、リノベーション工事においても
豊富な経験と実績だけでなく
さまざまな重機や建設業界のパイプも多く
質の高い施工を実現することができます。
また、大規模な工事から小規模な工事まで
幅広く対応することができますので
安心して工事をお任せください。