コラム なぜ今、「眠りの質」が注目されているのか
2025年06月13日更新
「最近、よく眠れていますか?」
そう尋ねられて、「はい」と即答できる方は
意外と少ないのではないでしょうか。
特に梅雨に入ったこれからの季節は高い湿度と
こもった室内の熱により、寝苦しい夜が続きます。
朝起きてもスッキリしない、昼間の集中力が落ちる
なんとなく体がだるい——そんな状態が慢性化しているとしたら
それは「睡眠の質」が大きく関係しているかもしれません。
厚生労働省の調査によると
日本人の約4割が何らかの“睡眠の悩み”を
抱えているとされています。
これは年齢や性別に関係なく、多くの人にとって
共通する課題であり、健康や生活の質を
大きく左右する万病の元とも言われています。
「寝具を変えてみる」「アロマを焚いてみる」
色々とよく眠れる方法を試してみた方にこそ
知っていただきたいのが
“空間そのもの”を見直すという選択肢。
つまり、住まいの環境そのものが
あなたの睡眠の質を大きく左右しているのです。
今回は、快適な睡眠空間づくりのアイデアをご紹介します。
「寝室だけのリノベ」でも、暮らし全体が変わる。
その可能性を、ぜひ感じてください。
“快眠”の鍵は、室内空間にある
良質な睡眠は「温度・湿度・光・音・整理整頓」で決まる
「寝る前にスマホを見るのをやめよう」
「カフェインは控えめに」
睡眠に関するアドバイスは数多くありますが
実は“どんな空間で眠るか”が
最も根本的な要素であることをご存知でしょうか?
近年の研究では、睡眠の質を左右する重要な要素として
「温度」「湿度」「遮光」「遮音」が挙げられています。
つまり、快適な眠りとは、生理的・心理的に
リラックスできる空間の中でこそ実現されるもの。
特に高温多湿な長崎の梅雨から秋にかけては
環境が眠りの質に与える影響はさらに顕著になります。
たとえば、睡眠に理想的な温度は22〜26℃
湿度は50〜60%程度と言われています。
これをキープするためには、エアコンだけに頼るのではなく
そもそも「熱や湿気をためにくい空間」に
整えることが重要です。
また、遮光性や防音性が低い寝室では
朝日や生活音によって浅い眠りを強いられ
結果として疲れが取れにくくなってしまいます。
さらに“寝室の質”も見逃せないポイント。
人は視界に入る情報量が多いほど
脳が刺激されてリラックスできなくなると言われており
「寝室がごちゃついているだけで眠りが浅くなる」
という現象も実際に報告されています。
つまり、「よく眠れない」の根本には、生活習慣ではなく
空間そのものに原因があるケースが多いのです。
これらの問題は、リノベーションによって改善できます。
湿度と温度を味方につけるリノベーション
梅雨〜夏の寝苦しさを解消する素材と構造
高温多湿の日本の夏、とくに梅雨時期はジメジメした空気と
寝室にこもる熱によって寝苦しさが増します。
エアコンをつけていても
「朝起きるとのどが痛い」「朝起きるとだるい」
という経験はありませんか?
リノベーションによる根本的な対策による解決ができます。
ただ涼しくするだけでなく
「湿度を抑えつつ、熱をためにくい住まいのつくり」
に整えることで、エアコンに頼りすぎずに
快適な夜を迎えられるようになります。
■ 調湿素材で“空気を整える”
湿気がこもりやすい梅雨時期の寝室におすすめなのが
「調湿機能をもつ内装材」の活用です。
【珪藻土や漆喰(しっくい)】
自然素材の壁材で、湿度が上がると余分な湿気を吸収し
空気が乾燥すれば水分を放出してくれる
“呼吸する壁”とも言われます。
梅雨時でも壁がジメジメせず、空気がさらっと感じられます。
【エコカラット】
LIXILが開発した高機能な内装タイルです。
湿度調整だけでなく、ニオイの吸着や
有害物質の低減といった機能もあり
寝室の空気環境をトータルで整えてくれます。
実験では漆喰よりも約6倍のが調湿機能があると分かりました。
■ 窓まわりの断熱で、外の熱を遮断
寝苦しさの原因のひとつが「室内にこもる熱」。
その多くは窓から侵入してくる熱気によるものです。
【二重窓・断熱サッシへの交換】
外からの熱を遮り、室温の上昇を防ぎます。
冷房効率もアップし、電気代の節約にも効果的です。
【シャッターや雨戸の活用】
防犯対策だけでなく、遮熱効果も上がります。
ルーバータイプもあり、光と風をコントロールできます。
■ 断熱材で“蓄熱”を防ぐ
壁や天井、床に断熱材を追加することで
外気温の影響を受けにくい構造になります。
寝室をピンポイントで断熱強化するだけでも
日中にためた熱が夜に放出されるのを防ぎ
快適な室温で過ごしことができます。
特に2階に寝室がある住宅では
屋根からの熱の影響を受けやすいため
天井の断熱強化は非常に有効です。
「エアコンがあるから大丈夫」と思われがちですが
継続される暑さに寒さで対処し続けるのではなく
実際には室温や湿度を“安定させる”ことが重要です。
リノベーションなら、空間そのものの性能を高めて
自然にぐっすり眠れる環境へと導くことができます。
「好きな音楽を聴きながら眠りたい」
「読書をながれ寝落ちしたい」
「眠る前にヨガでリラックスしたい」
「アロマを焚ける安全なスペースが欲しい」
など、好みの睡眠環境をリノベーションなら造れます。
“五感にやさしい”寝室リノベで、もっと深く眠れる空間へ
光・音・視覚のストレスを取り除き、「脳を休める」環境づくり
就寝時に影響を与えるのが光・音です。
騒音が聞こえたり部屋が明るいと、深い睡眠を得にくく
朝の目覚めが悪くなることがあります。
睡眠に集中できる空間があると良い目覚めに繋がります。
■ 光と音を遮る「静けさと暗さ」の設計
質の高い睡眠のためには、脳を刺激する“外からの刺激”を
シャットアウトする工夫が必要です。
◆シャッターや二重窓で騒音を大幅にカット
◆寝室の向きを見直し、騒音や街灯から離れた静かな空間に
リノベーションなら、カーテンの交換だけでなく
「そもそも騒がしくない空間に寝室を移す」ような
構造からの見直しも可能です。
■ “五感に配慮した寝室”は、住まいの質を底上げする
・光は暗く
・音は静かに
この2つが整えば、寝室は“ただの部屋”から
“癒しの空間”へと変わります。
快眠のためのリノベで、寝不足にならず
ベストコンディションの体を手に入れましょう。
“眠れない夜”から、“目覚めが楽しみな朝”へ
眠りは、毎日の疲れを癒し
明日への活力を養う「再起動の時間」です。
しかし、高温多湿な梅雨から冬までの季節は
ただ寝るだけでも一苦労。
湿度、熱、光、騒音——そのどれか一つでも整っていないと
快適な眠りは遠ざかってしまいます。
でも、こうした悩みを一つひとつ丁寧に見直すことで
住まいは“眠れる家”へと変わっていきます。
寝室だけ、窓だけ、壁だけ——そんな部分的なリノベでも
眠りの質は確実に変わります。
睡眠の質が変われば、日中の集中力、気分、体調が変わります。
快適な空間づくりは、あなたの暮らしをもっと穏やかに
もっと豊かにしてくれる重要なカギとなります。
星のリノベーションからのご提案
「寝苦しい夜が続いてつらい」
「エアコンの効きが悪くて、朝起きたら体がだるい」
「もっと落ち着いて眠れる寝室がほしい」
そんなお悩みをお持ちの方は
ぜひ一度「星のリノベーション」にご相談ください。
私たちは地域の住まい事情に最適な提案を行っています。
◆高い湿度でも快適な空気環境を実現する調湿建材や断熱施工
◆住宅省エネ2025キャンペーンなどの補助金制度活用支援
◆モデルハウスでの快眠空間の“体感見学”
◆小規模なリフォームから全体リノベーションまで柔軟に対応
「眠れる空間を手に入れたい」
「夏でも涼しい家にしたい」
そんな思いに寄り添いながら
一人ひとりの暮らし方に合ったプランをご提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。


【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
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